ぺっさんはずっと更年期

こんにちは、ぺっさんです。日々の出来事やなかなか終わらない更年期の愚痴などをつらつらと書いております。よろしく☆

義父

朝が少し肌寒くなってきましたね。
ようやく長袖のTシャツで仕事ができるようになりました。
半袖だといろんなところをひっかけて傷だらけになるんですよね(−−)



この前の日・月と 珍しく主人の父が遊びにきました^^
と言っても泊りではないですよ。チャリで20分くらいが実家なのでね。
義父はこの時期になると毎年 仕事が休みの日に松茸狩りに行くんです。
で、それをお土産に持ってきてくれるんですよ。
松茸狩りか〜、優雅な老後を送ってるんだな〜…
なんて思ったら大間違いでね。義父の行く松茸狩りは、真っ暗の山の中、一人で
懐中電灯とナタを手に、ひたすら松茸を探して歩き回るというサバイバルです。
入場料を払って、あらかじめ植えてある松茸を抜くというイベントではありません。
何年もかけていろんな山を物色し、入山禁止区域でない山を歩き回って、ようやく
松茸がありそうな場所を見つけ、この時期まで待ち、真っ暗で誰も来ないうちから
険しい山の中に入り取ってきます。
ゴミはもちろん持ち帰ります。自然を愛すのはもちろん、ゴミの存在から松茸の
在り処がばれることを防ぐためです。
山の中で人の気配がすると隠れます。だって在り処がばれるから!
身長180近い老人が、ナタと懐中電灯と水だけ持って山の中をうろうろですよ。
ワイルドですよね!
冬にはイノシシや鹿撃ちに行き、春前には山菜取りに行きます。
鮎はモリで突くし、もろ野生で暮らせるような義父です。
「私も松茸狩り行きたい!」とせがんだんですが、山歩きに慣れていない女には絶対無理!
と即却下です(>_<)
絶対さわがないしゴミもださないし弱音はかないから連れてって!と頼んだんですがね(T−T)
蛇や猿とかも出るから危ないんだって。
じゃあ 栗拾いに連れてって!とせがみましたが、これもまた険しい山らしく、イノシシも出たり
するからダメだって…ちっきしょーー(><)


そんな父に育てられたのに、主人は全く山には興味がないようでね。
子供のころ、義父によく山に連れてかれたそうですが、お昼ご飯とかも
近くの枝を取って、ナイフで削いでお箸にしなくちゃえらい怒られたそうでね。
「絶対この男とはいかん!」と子供心に主人は誓ったそうでね(^_^;)
その点、主人の弟はいっつも義父に着いてまわって、今でも一緒に魚釣りなどに行ってます。
主人は義父が25歳の子、弟は37歳の時の子。
弟の方が断然カワイイですよねーー(>∀<)わはははは
主人は義父によく殴られたりしたそうですが、弟はそりゃもう猫っ可愛がりだったそうです。
おまけに、弟が中学生の時に義母が蒸発しちゃってね(><)
そんなこともあるので、不憫さも交じって余計に弟が可愛いみたいですね。
だからとって、主人はひねてるとかはありません。
そんな父でも、悪事を許さず責任感の強い部分を尊敬しているようです。
しかし、義父もイマイチ主人には馴染んでないようで、いっつも私に主人への伝言を電話してきます。
自分でしーやーと言っても「あいつ電話でーへんし」とか「仕事中やし」などと言い訳なんか
しちゃって(^皿^)
でもね、去年うちらが家を出なくちゃいけないと悩んでいた時は、義父ってばお酒の力を
借りてか、主人に電話してきましたよ。
「働きすぎて俺より先に死ぬなよ。なんかあったら俺に言えよ。俺は後悔したくないからな」と。
でも主人は笑い飛ばして「親父酔ってるなァ?俺は大丈夫やから。あなたの息子は大丈夫です。」と。
これが父と息子ってもんなんでしょうね。母と娘、母と息子とはやっぱりちょっと違った関係なのかな
とつくづく思いました。チョイ感動しました(>∀<)


そんな義父も今年68歳。まだ働けるうちは働く、と言ってますが、男一人でちょっと
寂しいだろうな…再婚なんか眼中にないみたいだし。
うちの息子が出て行ったらその部屋に来たらええやんか、と言っても、
「俺は山で死にたい」「誰かと住む気はない」と言います…
去年心臓がちょっと悪くて検査入院までしたのに、もうお薬飲むの勝手に止めてるんですよ(><)
面倒みてあげたい人は面倒みられるのは嫌といい、迷惑かける人は子供を頼って当たり前と思ってる。
世の中うまくいきませんね。