ぺっさんはずっと更年期

こんにちは、ぺっさんです。日々の出来事やなかなか終わらない更年期の愚痴などをつらつらと書いております。よろしく☆

愛情

曇ってますが気持ちのいい気温ですね。
1年中こんな感じならいいのになー。


先日は息子の24歳の誕生日でした(^O^)
そこそこ素直に育ってくれてありがとう☆
来年こそは一人暮らしをする!と頑張ってますが、はたして資金が溜まるかどうか…
自転車のロードレースに目覚めたようで、こないだもそれで25万ほど使ってましたしね。
まあ、今までなんの趣味もなく、休日もひたすら寝て過ごす子だったので
趣味に目覚めて頑張ってる姿は、親からすれば嬉しいものですけど。
いかんせん薄給なもんで、将来が心配っちゃ心配ですがね!


「親の育て方で子どもの人格は決まる」とよく言われますけど、あれは大袈裟ですね。
子供って赤ん坊時から個性がありますもの。
体質もそうだし、性格も違う。
なので、知らず知らずのうちに、親はその子に合わせた育て方になってしまいがち。
何も言わなくても自分の事をする子もいれば、何度言ってもしない子もいる。
親の一言で過剰に傷つく子もいれば何も感じない子もいる。
「親に対する感情は、その子の受け取り方によって変わってくる」とどっかで読んだことが
あります。
親の一言を「何言ってんだコイツは!」と受け取る子と、「まあ自分の事を思って
親なりに言ってるんだろな」と受け取る子…などの違いがあるそうで。
うちの主人は子供達には威圧感がある存在です。
特に息子には冷たいというか「男なのに!」という目で見るので、厳しいというか…
ガタイもいいし頑固というかヘンコ?自分の法律みたいなものを持ってるので
それを犯すものには容赦しない的な感じかね?
なので、世間的な理想の「パパと可愛い息子」のような関係ではなく育ってます。
さぞかし、息子は亭主を嫌ってるだろうなーと思うんですけど案外そうでもない。
おやっさん(主人)の気持ちもわからんでもないしな」
「男親なんてそんなもんちゃうか」と冷静なのね!



息子が中学何年生かは忘れましたが、家族でショッピングモールへ行った事が
ありました。
その時、主人が初めて息子にブルゾンを見立てたんです。
それまでは私が適当にどこかで買ってきた服とか、私のお古(体系がほぼ同じで
迷彩柄とかシンプルなのがが多かったもんで)だったんです。
そのブルゾンをいまだに捨てずに息子は置いてます。
ボロボロだしサイズも合わなくなってるのにね。
捨てなさいよと言っても捨てない。
「もしかして親父が選んだから?」と聞くとその通り。
まあ…このって親父の愛情が足りてなかったんだわ…と切なくなり、さっそく
主人に言ってやりました!
「あんたの愛情が足りてない証拠やわ。せやからそんなブルゾンごときも捨てられ
へんねんで!」と。
すると主人は「いや、まだ俺生きてるしな…。俺が死んでるならそういうのって
嬉しいけど…それに今も一緒に住んでるわけやし…」と困り顔。
もともとモノに愛着を持つ子なので、そこまで大袈裟な話ではないでしょうけど、
母親的にはぐっとくるもんですよ。
子供の時にあまり関わらなかったことを悔やんでるのか、主人は子供のアルバムを見たり
すると「胸が押しつぶされそうになる」と言いますしね。
「じゃあもとからたっぷり愛情示しとけ!」と思うんですけど、まあそれもなかなか
難しいもですよね。子育て中って(^_^;)
特に父親って、母親と違ってそういう表現が難しい生き物なんだろうな。



ま、お互いが感知しないところでも、そうやって愛情を持ってるってことが大切なことですよ。
いくら親子だからと言って、親が何から何まで子供の気持ちをくみ取ってフォロー
するなんてできませんからね。こっちも生身の人間ですから(^皿^)
KYBちゃんも、私が子供の頃に書いた手紙をいまだに持ってました。
こういうのって聞かなきゃずっと知らないことですよ。


自分が知らないだけで、親でも子でも、はたまた他人である友人とかでも、
その人なりにひっそりと自分を愛してくれてるのかもしれませんよね。