ぺっさんはずっと更年期

こんにちは、ぺっさんです。日々の出来事やなかなか終わらない更年期の愚痴などをつらつらと書いております。よろしく☆

気持ちを伝える大切さ

昨晩は雨が凄かったです。
久しぶりの豪雨でしたよ。
もうじき梅雨がくるんだな〜…


昨日の晩は、娘と号泣してしまいました。
娘は最近、ちょっと感傷的になっているみたいで、ふとした拍子に
「さーみしーー!」とおちゃらけて涙をポロっと流すことがありました。
娘なりに家を出る寂しさがあるんでしょうね。
私だって寂しいですけど、不甲斐ない姿を見せるともっと娘が寂しくなるんじゃなかろうか、と
思うので、そういう時は「何ゆーてんねん」と笑って流してきました。


しかし、昨晩はついに私も決壊。
きちんと娘に感謝の気持ちを伝えて、スッキリした気持ちで送り出そう、と思ったんです。
娘の部屋を訪れたら、娘もそういう気持ちだったのか、すでに涙目になっていました。
お互い「いままで本当にありがとう」と言い合い、バスタオルの両端を引っ張り合って泣きました。
本当に素直に育ってくれた優しくて思いやりのある子です。
私のように攻撃的で我が強い女にならずに良かった…資質って大切ですね(^_^;)


息子が家を出る時は、息子の前ではひたすら自分の感情を殺しました。
息子には今までの思いを伝えるという事が、なんか恥ずかしいような気がしてね。
さすがに男なので温度差もあったし(-_-;) 
だからでしょうか、不完全燃焼ぽくていつまでも寂しさを引きずっていたような気がしました。
伝えたいことや感謝の気持ちをたくさん言いたかったんですけど、言い出したら泣きそうな気がしてね。
息子の前では泣きたくなかったので結局はモヤモヤしたまま送り出したんですね。
息子がいないところで密かに泣いたり、主人の前でおいおい泣いたり。
「こりゃ、娘が出る時は大変やな」と主人に言われてました。
だからこそ、今回はきっちりとけじめを着けるために、娘に気持ちを伝えることにしたんです。
気持ちを伝える…とは言っても、ほんま、「ありがとう」しか言えなかった。
だってその言葉がすべてを含んでますからね。
娘も、まともな親孝行ができなかったとか、ここまで育ててくれてありがとう、という
言葉がほとんどでした。


でもね、こういうのって大事だなと思いましたよ。
自分と相手の気持に温度差があると、こっちが必死で訴えても相手に通じないでしょ。
言っても通じないから、と思うことでどんどんとモヤモヤが広がっていきますもんね。
1人でその感情を抱え込むとますます苦しくなって四面楚歌状態。
もし、娘の感傷を笑って流してたら、娘の気持ちにも区切りがつかなかったんじゃ無いかな、とも思いました。
自分の感情を抑えてでもしっかり生きていける人はいいですが、私のような人間は無理です。
とにかく吐き出さないと苦しくなってしまう。同調を求める人間ですのでね。
だから、今回のばか母娘劇は非常によかった。
最後には「お互い頑張ろう!」とハイタッチして気分スッキリです。


相手に理解してもらえる、受け入れてもらえるってのは生きていく上では重要です。
たった一人でも、自分を理解して受け入れてくれる人がいれば、それだけで心は安定しますよね。
そのためにはやはり対話は必要不可欠になります。せっかく言葉があるんだもの、伝えないともったいないもんね。


さ、これで清々しく娘を送り出しますよ。
息子の時のように、変なモヤモヤが残らなくて済みそうです。
その点、男親は意外と辛いかもね。
娘と手を取り合っておいおい泣くわけにはいかないので、じっと黙って見送るしかない。
私のように子離れできていない母親がギャーギャー泣くだけで、世間一般はここまで酷くないのかな?
でもさ、先日娘の同級生の男の子のお母さんからラインがありましてね。
その息子さん、県外に就職したんですよ。やっぱりお母さんは寂しいようで、引っ越しの手伝いをしに
現地に行った帰り、新幹線で泣いてしまったと言ってました。
今でも買い物をする時、「これはあの子が好きだったな」とか「今まではもう1人分多く買ってたのに」
とか思ってしまい、辛くなると言ってました。
程度はどうであれ、やはり母親ってそういうものですよね。
ま、これも更年期と一緒で、いつかは通る道だから仕方ないよね(^_^;)

はあ…生きてるのって大変だわ=3