ぺっさんはずっと更年期

こんにちは、ぺっさんです。日々の出来事やなかなか終わらない更年期の愚痴などをつらつらと書いております。よろしく☆

男はもがき苦しめ

毎日毎日暑いですねー( ´Д`)
エアコンが潰れたあの最高に暑い時期に比べたらマシですけど、やっぱ夏は暑いわー!名古屋とか40度とかでしょ?倒れるでこれ…



先日、娘と彼氏が正式な挨拶に来ました。
年末に籍を入れて春に結婚式をするんですって!
その話を何日か前にされ、その時に一悶着ありました。
娘は結婚式にはお金をかけたくない派。妊娠や出産などがあったらお金って貯まらなくなるしどんどん減る一方ですからね。
でも彼氏はたくさん人を呼んでそれなりの結婚式をしたい派。土地柄というか育った環境というか、なにせそういうイベントを楽しむ一族?
前からそういう話は聞いていたんですけど、我が家としては貧乏な辛さを知っているし、結婚式なぞしなくても幸せに暮らせてますから、結婚式にお金をかけるという発想が理解できないんですよね。娘もそれで育ったのでどうしてもそうなりますわな。


彼氏さんのお父さんは亡くなっていて、母親、姉、祖母の中で育ってます。
だからか、のんびりした優しい子。逆に言えば頼りない。
長男とはいえ、年の離れたお姉さんがいる2人姉弟だとどうしても甘えん坊的な感じになってしまいますよね。
まぁね、親からしたら婿は誰でも頼りなく見えると思いますよ。若いしね。うちの亭主も初めはそういわれてましたから( ̄∀ ̄)


それ以外にも色々と彼氏に対する不満があるわけね、私には。
それでも2人で決めたことなんだから親としては祝ってあげたい…
でもなんか腑に落ちん…
貯金をはたいてまで結婚式って必要なの?娘はそない乗り気じゃないのに?
とか色々考えちゃってね…
なんか結婚式出たくないわー
彼氏ムカつくわー
とかモヤモヤしまくりでね。
主人も、身の丈に合った結婚式ならいいけど、貯金全部はたいてまでするのは…と。
なんせ私がエキサイトして怒ってるもんだから、主人はなだめるのに必死。
その晩はイライラして泣きながら寝ましたよ( ̄∀ ̄)

て、翌日モヤモヤしながらも、娘達の気持ちを考えて納得するしかないか、親が出ない結婚式なんか辛い思い出にしかならないじゃんとか、しかしやっぱ腹立つなーとか…
普段は何かあっても、自分の中で咀嚼して折り合いをつけることができるんですけど、今回ばかりはそうも出来ず…
こはちょっと実家に行って愚痴ってみようと思い、行ってきました。


じじばばが揃っていたので話を聞いてもらい、愚痴もたくさん聞いてもらいました。
結論としては、「子供の好きなようにやらしたれ」でした(・∀・)
聞いてもらったからか、気持ちがスッキリして自分も反省しました。
今まで父親にこういう相談なんかした事なかったんですけど、やっぱり酸いも甘いも経験した老人の言うことには説得力がありましたね。
持つべきものは親ですよ、こういう時は。


そして、その日に娘と彼氏が挨拶に来ました。
私の気持ちはもう治ってたので、快く承諾しました。
その時に主人がね、彼氏さんに話してくれました。
「男はもがき苦しむのが当たり前。嫁と子供の為には死ぬ気で働かなあかん。今は男女平等とか生活費は折半とかいう時代かもしれんけど嫁の稼ぎはあてにするな。自分だけの収入で養うという気持ちでおらなあかんしそうしろ。男がもがき苦しまなあかん」と。



娘達も同棲を始めた頃、生活費は折半で家事は分担とかしてましたけど、どうしても女に家事の負担ってかかるじゃない?でも生活費は折半ってどない?
本人達もそれに気づいて改善してる最中のようですが、彼氏の方がその辺りの事に無頓着?
家族を養うとか守るという気概が彼氏に感じられなかったのが、私たち夫婦の最大の悩みだったんです。
「結婚したら金がいる。子供を育てるにはいくらだっている。結婚して子供ができたら貯金なんかできなくなる。共働きで貯めたらいいって思うかもしれんけど、そんなのどうなるかわからへん。だから男がもがき苦しまなあかん。自分の食べ物がなくなっても家族には食わす!って意気込みで嫁さんもらうねんで。」とも話してました。



うーん、ええ話やったわ♡
嫁の親の気持ちを伝えられた事にとても満足です♡
あとはこれから2人で頑張っていってくれたらいいだけですから。


いざとなった時には常にガツンと言ってくれる亭主に感謝です。
昔娘に言われた事があります。「あんたら、お母さんが怒ってもちっともいう事に聞かへんくせに、なんでお父さんがちょっと言っただけで聞くの?」と聞いたら、「だって、アリンコがヤイヤイゆーてるのと、ライオンがガォー!って言うのとどっちが効果あるとおもう?」ですって!わしゃアリか!


ほぼ、父親とコミュニケーションをとる事なく育った子供達ですが、大人になった今でこそわかってくれているようですね、父親の苦労というやつを。
朝から夜中まで働いて働いて働いて…疲れや将来に対する不安で、子供達には単なる怖い親父よのうな存在でしたが、父親は父親なりに子供の事は愛してるもんなんですよ。
特に息子には厳しく冷たかった父親ですが、そんな父親を息子は理解できているようです。「昔は怖いだけの存在やったけど、今思えばあの頃は親父も大変やったやろな」と言うようになっています。大人になったな(T . T)
主人は主人で、「あの時息子が○○したのは、△△やったからかもな…」と今更ながら息子の気持ちが理解できたような事を言ったりしてますし。
今では2人でロードバイクの話で盛り上がったり一緒に走りに行ったりしてますからね。
案外、大人になってからの方が親子関係って改善されていくものなのかも?
子供が成長して大人になり、親を「親」という認識だけでなく、「1人の人間」だと理解できるようになれば、確執などがあった場合でも改善しやすいかもしれませんね。親世代はどんどん頑固になっていくだけからね(^_^;)



長くなりましたが、何はともあれ丸く収まって良かった♡という話でした。
さ、また明日から内職頑張って微々たる貯金に励むこととしよう!