前回の続きです。
循環器科の先生から、心療内科を受診すべきと言われてから悶々と過ごしました。
そこまでしなきゃいけないのかな?
ただ寝たいだけなのに…
でも、毎日3〜4時間程しか眠れていない状態。食欲もあまり無し。
やっぱり一度受診すべきかな…と思い、実家の近所に心療内科があることは知っていたのでネットで検索。
「睡眠にお困りの方〜」等々書いてあったので、行ってみることにしました。9月19日です。
行ってみた感想は、普通の内科と変わり無し。予約も無しで待ち時間もそれほどなし。
ここ、大丈夫かな?と少し不安になりましたが、来たからには診察を受けねば!
先生は私と同年代くらいかな?
古い病院の割には先生は若いから、多分息子か?
先生に、
*ベンゾ系の依存が怖いこと
などを話しました。
「では中間型の睡眠薬を試してみてください。」と、ユーロジンとベルソムラを提案されました。
ベルソムラは依存性のないお薬。
ユーロジンはベンゾ系だけど、レンドルミンより辞めやすいお薬だと。
片方ずつ試して、合う方を服用してくださいと。
マイスリーは超短時間型、レンドルミンは短時間型だったので、ユーロジンはそれより長く効果があるらしいです。
なーんだ、心療内科と言っても普通の内科と一緒じゃん、と思いました。
その晩はユーロジンを飲み、久しぶりに7時間程寝ました。
しかし、翌日も頭はボー…常に眠い。
3日ほど服用してから、今度はベルソムラを試してみました。
一晩中ウトウト状態で夢ばかり見る。ロゼレムと同じような感じでした。
2日目には怖い夢を見ました。ベルソムラの副作用に「悪夢」とあるので、まさにそれか!と怖くなり、ベルソムラはやめました。
しかし、ユーロジンもそのうち4時間で目がさめるようになりました。
ならば、漢方はどうだろう?と、漢方薬局にも行きました。
眠れないと話しましたが、人間寝なくても死なないとか、睡眠薬は辞めた方がいいとかそんな話。
私に合う漢方を調合した場合、月18000円程かかり、しかもそれを飲んだからといってすぐに効果は出ない。3ヶ月飲んでも効果が出ない時もある、とか。もう絶望。
食欲は更になくなり、洗濯するだけでフラフラ。晩御飯も作れなくなり、一日中横になってる状態で、ますます体重は減る一方。
そのうち、胸がザワザワしたり涙が出るようになりました。
あー、完璧に鬱になったと思いました。
体重はどんどん落ち、ほぼミイラ状態。
何をする気にもなれず、体力無くして何もできず。
そのうちに希死念慮が出始めました。
こんな状態で生きてても仕方ない。
家事すらできない。
何も食べたくない。
もう死にたい。
死んだ方が楽だ。
かと言ってどうやって死のう?
この家で自殺なんかしたら、いざ主人が家を売却する時には不利になる。
じゃあどこから飛び降りる?それも迷惑な話よね。
電車に飛び込む?それもまたみなさんに迷惑だし。
でももうこんな状態じゃダメだ。誰か助けて…
主人もこの時、私は衰弱死するんじゃないかとヒヤヒヤしてたそう。
常にソファでぐったりし、目も虚ろ。
普通なら病院連れてくやろ!と思うんですが、うちの亭主、そういうところは全く無知で役立たずね。何処の病院に行ったらいいのかすらわからなかったそう。あほか!
もう無理だと思い、精神科を受診することにしました。
幸い、近所に総合病院と併設されている精神科がありました。
消え入りそうな声で電話しました。
しかし、「今非常に混み合っていて、新規の患者さんは受け付けてないんですよ」と!
ああ…終わったな…
いや、これはもしかして自然治癒力を信じろ!って事かな?とか考えてみたりもしました。薬に頼るな!あとが大変!ってことかな?と。
でも、辛い…
その時、姉からラインがありました。
遅めのお昼の休憩中だったみたいです。
「体調どう?私は肝臓に影があるみたい。ぺっちゃんも無理したらあかんで」と。
すぐ姉に電話しました。
姉は驚いて「どした?どした?」と。
私は泣きながら、辛い、しんどい、死にたいと訴えました。
「今晩いくから待っとき!」と心強い声。
その晩は主人の帰りは遅かったので、姉の訪問を心待ちにしました。
食欲がない私の為に姉は、野菜ジュース、栄養ドリンク、ゼリー、プリン、おにぎりなど、食べやすい物を沢山持ってきてくれました。
精神科に断られた事、毎日涙が止まらない事、主人には迷惑かけてる事、体が動かない事など、泣きながら話しました。
姉は優しく背中を撫でながら、うんうんと話を聞いてくれました。
それでだいぶ気持ちもほぐれ、おにぎりとプリンを食べる事ができました。
「何かあったら連絡して。いつでも来るから」と。
姉はフルで仕事してる上に、肝臓に影があるから検査待ちの身なのに、私の心配までさせて本当に申し訳なかったです。
主人も心配して、毎日仕事中に何度も電話をくれました。
それでも体調はどんどん悪くなり、もう終わりだと本当に思いました。
次回は、新たに精神科を受診するに至った経緯を書きます。