ぺっさんはずっと更年期

こんにちは、ぺっさんです。日々の出来事やなかなか終わらない更年期の愚痴などをつらつらと書いております。よろしく☆

精神科受診を夫婦で決意

10月5日の土曜、早めに帰宅した主人に、

「あたし死ぬかもしらん」とポツリ。

主人は「俺もそれは考えた。鬱の人って自殺する場合があるって。俺はどうしたらいい?ぺっちゃん、どうして欲しい?俺、そういうのどうしたらいいんかホンマにわからへんねん」と。

「もう死にたい。どうやって死ねるか考えて」と泣きながら言う私。主人まで泣き出しました。

「それはやめて。どうすべきか考えよう!」と抱きしめられました。

ああ、このまま死ねたら幸せなのに…

主人の腕の中で死ねたらどんなにいいだろう…

でも、まだそれは早いかもしれない。

死んだ気になったらできる事があるかもしれない。

私は「精神科に行くしかないと思う。でも何処も混んでるから何日も待たなあかん。それまで体が持つかもわからへん。」と泣きました。

主人がスマホで検索し始めました。

私も前々から精神科を検索していたので、一箇所、ネット予約できる精神科を主人に言ってみました。

「とりあえずそこをネット予約しよう。そこがダメでも他を探そう。俺仕事休んでついていくから。会社に文句言われたら辞めてでも付き添うから。ずっと一緒にいるから!」と言ってくれたので、その精神科をネット予約しました。

土曜日の夜に予約メールしたので、返事は月曜に来るはずです。とりあえず予約が空いてる15日と17日を選びました。1日でも早く行かないと衰弱死する自信があったからです。


7日の月曜に精神科から返事が来ました。
10月17日の11時に予約を入れる事が出来ました。
あと10日もある…
それまで体がもつかどうか…


主人は5日から変貌しました。
洗濯をし、買い物に行き、ご飯を作る。
最初は仕事帰りにお弁当を買って帰ってきましたが、家系の事を考えるようになり、やった事もない自炊をするようになりました。
私の為にリビングに布団を敷いてくれました。
「眠れなかったら起きていればいい。生きていてくれるだけでいい。何もしなくていいから、まだまだ側にいて」と、毎日毎日励ましてくれました。
ちょうど仕事が暇な時だったのが幸いでした。これが夜中帰宅ばかりだったら主人の体がもたないもんね。
鬱は移る、と聞くので、私は主人が心配になりました。こんな覇気のない嫁を毎日見てたら主人まで鬱になるんじゃないかと。
でも主人は「俺は大丈夫。ご飯も美味いし夜も寝れる。俺は絶対鬱にはならないから安心して」と。


野菜ジュースやウィダーインゼリーしか摂れなかった胃が、少しずつ動くようになってきました。うどんを半玉、ハンバーガーを半分、など少し食べられるようになりました。
しかし、まだまだ食欲は戻らず、睡眠もあまり取れませんでした。
起きれる日もあれば寝たきりの日もあり、でも最悪だった10月5日の頃よりはマシになっていきました。希死念慮もなくなりました。


姉がまた沢山の口当たりの良い食べ物を買ってきてくれたり、心配して母や娘が電話をくれたり息子が来てくれたりしました。
主人は毎日毎日、これでもかってくらい励ましてくれました。
その度に泣きました。
こんな状態になって申し訳ない、自分が情けない、と泣いてばかりいました。
主人は「いくらでも泣いていいよ。何回謝られても俺は言うよ。生きていてくれるだけでいいからって」と。
「ぺっちゃんは今凄く辛いやろうけど、俺は今、結婚してから1番幸せを感じてる。ぺっちゃんがそこにいるだけでこんなに幸せな事はないって本気で思ってる。今まで家の事も子供の事も全部ぺっちゃんに任せて、俺は働いてるだけやった。それでも俺は自分でいい旦那さんやと思ってた。でも間違ってた事に気付いた。もっともっとぺっちゃんの負担を軽くする事が出来たはずやのに何もせんかった。だから今、ぺっちゃんが病んでるのは俺のせいでもある。これからはホンマにそこに居てくれてるだけでいいから。俺はそれだけで幸せやから」とほぼ毎日繰り返し言い続けてくれました。



 そのおかげか、徐々に回復して行き、17日を無事に迎える事ができました。


次回は、精神科を受診した時のことを書きます。