昨日知人から聞いた話です。
Aさんという奥さんがいました。
Aさんは奇行が目立つ少し変わった人だそうです。
Aさんは「パニック症」で精神科に通院中でした。
ある日、Aさんが入水自殺を図りました。幸い命に別状はなかったそうです。
しかし、Aさんは自分がしたことに自覚も記憶もありません。
搬送先で詳しく検査した結果、Aさんはパニック症ではなく、バセドウ病でした。
私の担当医も、「精神病とバセドウ病は間違えられることがよくある。」と言ってました。
かかる科を間違えると大変なことになるんですね。
今では、精神科でも、最初に採血して甲状腺を調べる検査をするところも増えてきたそうですが、
まだまだこのようなケースはあるんだとか・・・